
ハイハットをヒールアンドトーで踏む人でシャープに踏んでる人見たことが無いについて考える。
ドラムでスイング形式のリズムを演奏する場合、2拍4拍にハイハットを踏んでチッと音を出す奏法を行うケースがよくあります。
ロックとかでは、こんな感じにハイハットを踏むことで音を出すという奏法はあまり使われないので、ジャズ特有の動きと言っても良いかもしれませんね。
ハイハットの音を踏んで奇麗に出すのは結構難しいので、結構初期の課題になる奏法です。
さて、このように2拍4拍でハイハットを踏んで鳴らすときに、ヒールアンドトー奏法と言うのが有ります。
1拍と3拍の表拍はヒール(かかと)で音を出さずに、2拍と4拍の裏拍の時にトー(つま先)で踏んで音を出す方式です。
メトロノームに合わせて
かかと、つま先、かかと、つま先
と、足首を使ってシーソーのように動かして演奏する方法です。
最後は音楽的表現の好みに成るので、この奏法自体が間違いという訳では有りませんが、私は限定されたシチュエーションで使う場合はケースとして有りだとしても、基本的にお勧めしていません。
理由は、どうしても出音のシャープさに欠ける点と、早いテンポには対応できないからです。
では、ゆっくりのテンポの場合は、ヒールアンドトーでも良いのかと言うと、そうでもありません。
ゆっくりのテンポの方が、タイミングは本来シビアに成りますので、微妙なタイミングの曖昧さが目立つ結果に成ります。
では、どうするかと言うと、基本的にハイハットはヒールアップでリズムを刻みます。
かかとを下すのは、ハーフオープン系の奏法を行う時のみですね。
でも、セッションとかを覗いてみると、そこそこの確率で終止ヒールアンドトーでハイハット踏んでる人を見かけます。
演奏していて気持ち悪く無いのかなと思うんですが、総じてハイハットの音に締まりがなくてシャープさに欠けるうえに、タイミングも微妙に遅れていたりします。
言い方悪いですが「頭悪そうに聞こえるタイム感」ってとこですね。
この奏法自体は、1900年代初頭のジャズ黎明期にはよく使われていた奏法だと思いますが、現在第一線で活躍している人で使ってる人は殆ど居ないんじゃないかと思います(セロじゃないとは思うけど)。
でも、セッションとかで結構見かけるという事は、そういう風にガイドしている人が居るんでしょうね。
私には、出音のシャープさが無い温いタイム感での演奏はおもちゃの猿がシンバルをパチンパチンやってるのと同じように聞こえてしまいます。
ハイハットのタイミングが遅れるドラマーと一緒に演奏すると、何かと気持ち悪いです。
ハイハットの踏み方に関しては、特にロック系を少し齧りました適な人には難関だと思いますが、一番どんくさい左足は鍛える事によって一番頼りになる左足に変わってくれます。
そう思いながら、地道な練習を続けて行きましょう。
この辺の具体的な奏法についても、ドラムのレッスンでは当然ガイドします。
自分の演奏のクオリティを上げるために、一定期間レッスンを受けてみるのも有りかもしれませんよ。
特に、問題点がなければ、出来てるのであとは自己研鑽していってくださいと言う事で直ぐに卒業に成ってしまうとは思いますが・・・

