2025-10-21(火) 演奏中のアイコンタクトについて考える。


演奏中のアイコンタクトについて考える

よくアイコンタクトは重要だと言いますが、これについて私なりの考えを書いてみようと思います。

まず、ここで言う所のアイコンタクトって何って事ですが、演奏中に意思疎通を図る為に視線を合わせて合図したりすることをさしてアイコンタクトと言っています。

どんな場面でアイコンタクトが必要な場面が出てくるかというと・・・

・ソリストが交代する場面。
・エンディングに入って逆順で繰り返しているところから抜ける場面。
・テーマのさびの部分を別のパートに渡す場面。
・ボーカルがエンドテーマにサビから戻る場面。
・バッキングを倍テンにしたり4拍子と3拍子の切り替えをする場面。

とか、いわゆる進行上の変化を起こす場面ですね。

では、アイコンタクトは必ずしなきゃいけないんでしょうか?

私は、そんなことは無いと思います。

本来は出した音によってコミュニケーションを取るのが大前提で、音で意思が伝わっていれば必ずしもアイコンタクトは必須では無いと思います。

例えば、ソリストが変わる場面を想定すると、自分のソロをひとしきりやってから次のソリストに渡す場合、もうソロを終わりますよという意思を感じさせるフレーズを発するべきであり、それをキャッチして次のソロ担当パートがソロに入るのが自然です。

ソロの中で流れを作る事は初心者には難しいので、場合によってはコーラスの終わりで突然ソロをやめて、次の人に無理矢理振って、突発事故的な交代に成る場合も有るかもしれませんが・・・

では、アイコンタクトとは何のためにするんでしょう?

次にソロをするつもりの演奏者は、前の演奏者のソロが終わるタイミングを察知してから自分のソロを開始するがどうか判断する必要が有ります。
どうやって察知するかと言えば、前の奏者がここでソロを終わらせるようなフレーズを出したかどうかを最初の判断材料にする訳ですね。

音だけで判るはずですが、この時にお互いの視線を合わせる事で、再度意思確認をすることになり、次のソロを担当する人は安心してソロを開始することが出来るわけです。

つまり、アイコンタクトは音によるコミュニケーションを補完する位置づけの行為に成ると思います。

次にソロをする人から見ると、前のソロの流れが終わる感じに成っているので次は自分がソロする番に入るだろうと予測しながら前の奏者を見ていると、前の奏者が自分のソロを終わるタイミングで次のソロ担当に視線を送る訳です。

すると、次の奏者は自分の番が来たことを予測している状況から確信している状況に変わって安心してソロを開始することが可能に成るため、いいスタートが切れる事に成ります。

自分の番が来たと思って飛び出したのに、前の奏者がまだ続けてたとかに成ると、みっともないですよね。

アイコンタクトを取る事は、日本人的なというと語弊が有るかもしれませんが、少し気恥しかったりして、上手く視線で意思を伝える事が難しかったりするんですが、ここは思い切ってやるべきでしょうね。

このように、音による表現を補完するものとしてのアイコンタクトはとても重要だと思いますが、たまにひたすら共演者をニコニコしながら見つめ続ける人が居ます。

本人は楽しさを共有したい的な意図が有るかもしれませんが、その結果ここぞという部分の判断をミスるリスクも有るので、常に見つめ合う事は、私は苦手です。

リスクも有るし、第一気恥しいです。

アイコンタクトが上手く行って、意思疎通が出来た瞬間は気分が良いものですので、苦手意識を持ってる人は少し勇気を出して視線を送ってみてください。

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