
このページでは、無料の楽譜作成ソフトとして広く使用されているMuseScoreに関する学習用の資料の販売について紹介します。
■ MuseScore入門(小冊子)
MuseScore Ver4でジャズのリードシートを作成することに特化したガイド資料です。
Windowsでの利用を想定した資料で、インストールに始まりリードシートを作成するために必要な操作を分かりやすく紹介している資料です。
40ページ、図解たっぷりの資料をリファレンスとして活用することで、オリジナルのリードシート作成作業がスムーズに実施できます。
資料の購入費用は、新規の場合3,000円、過去に購入していて最新版が欲しい場合は1,000円です。
郵送する場合は、送料の負担をお願いします。
資料はMuseScoreの全機能を網羅的に記載したものではなく、あくまでもリードシートを作成するための機能に限定した資料になっています。
MuseScoreについては、ネットに出ている情報を探せば基本的に操作方法は学習可能です。しかし欲しい情報を探す作業に相当の作業コストが必要です。
一度理解していても、忘れてしまった場合、再度情報を探すことになります。本書を購入していただくことで、これらの手間がショートカットされることになります。
また、資料を購入していただいた方に関しては、分からないことが有った時にメールやメッセージで問い合わせて頂ければ、私が無償でサポートさせてもらいます。もちろん、内容的にはジャズのリードシートを作成する作業の範囲に限定はされますが、困った時に問い合わせる先の確保という意味でも有効かと思います。
資料購入に関する問い合わせは、メールまたはFacebookのメッセージでお願いします(詳細は問合せページで確認してください)
以下は資料内の目次とサンプルです。
以下は、資料の「はじめに」の部分の抜粋です。
なぜ、MuseScoreなのかという部分について私の思いを記載している部分ですので、紹介の意味で掲載します。参考にして頂ければ幸いです。
はじめに
1-1.目的
楽譜を書く作業は慣れた人でも結構手間がかかるものです。特に既存の楽譜を変更するときなど、場合によっては全部書き直しに近い作業が発生します。
場合によっては、既に書いた部分を使いまわすのに、はさみとセロテープのお世話になる人も居るかもしれません。
また、既存の楽譜は有るものの、自分が演奏する場合のキーでは無いので移調した楽譜を作りたいようなケースも、基本は全部書き直しです。移調の場合は移調漏れや移調ミスをする可能性も有ります。これらの作業は創造的な音楽に関する作業ではあるものの、実体としては地味で退屈な単純作業です。
半面、こういう作業こそコンピュータを活用する事によって大きな効果を得られると思います。
本書では無料で入手可能な楽譜作成ソフトMuseScoreを使って楽譜を書く作業を簡単に実施できるようにすることで、空いた時間をもっとクリエイティブな事に割り当てられるようになる事を目的にしています。
同様の目的で使用するソフトは以前から色々有りますが、基本的に有料で、かつ比較的高価でした。
しかし、MuseScoreは無料で使える訳ですから、試しに使ってみるだけでも損は無いと思います。
また、実際に使ってみたらわかる事ですがMuseScoreを使用すると楽譜を書くと共に、書かれている音符の音を出して確認する事が出来るのです。
通常、楽譜を書く場合には、「楽譜を書く能力」、「楽譜を読む能力(楽譜に書かれている音を確認する能力)」が必要ですが、このように楽譜を読む能力とは、何らかの楽器の演奏スキルを持っているとほぼイコールです。
つまり、楽譜を読むために楽器の練習をする必要が出てきます。
MuseScoreを使う事で、楽譜に書かれたメロディーを確認する作業を、楽器の演奏スキルが無くても出来るように成ります。
さあ、楽器の演奏スキルに関係なく、読みやすく正確で再利用可能な楽譜を作成できるようになりましょう。
さて、ひと言に楽譜と言っても、沢山の種類が有ります。
オーケストラで使うような楽譜も有れば、ポップスのバンドスコアや、ピアノ用の二段譜とか・・・
本書のゴールは、ジャズのリードシートが作成できるようになる事です。
リードシートとは、ジャズを演奏するときに最低限必要になる情報だけが記載されているシンプルな楽譜です。
テーマのメロディー、コード、必要に応じて歌詞などが記載されたもの。
よって、MuseScoreが持つすべての機能を網羅的に紹介する事は目的としていません。
リードシート作成に必要な情報に限定した資料になっています。
また、実行環境としてはWindowsPC(10 or 11)でMuseScoreのバージョンは4.X.Xです