
今回は見やすい譜面の要素として、譜面の改行位置について書いてみました。
わたしを含む楽譜を見るのが得意でない人にとって、見やすいか見にくいかという観点で見た場合に改行位置と言うのは結構重要です。
サンプルとして、見やすい譜面と見にくい譜面のイメージを見て貰うとこんな感じです。

どちらも、サービスレベルの違いは有れども楽譜として間違っているわけではありません。
しかし、どちらが見やすいかというと、右側の方の譜面が見やすいですね。
なにが見やすいかというと・・・
4小節で改行されている関係で、曲の構成が一目でわかります。
リハーサルマークも付いてるので余計に分かりやすいですが、8小節×4つで32小節でワンコーラスなのねと言うのが最初に分かる訳です。
それに比べて左側の譜面はどうかというと、構成としては正しいんだけど、全体構成が一目で分かりません。見やすい譜面のように8小節×4つで32小節だなと判るためには、コード進行のパターンを読み取って、この部分は同じ進行だから同じ感じのパートだなとか推測するわけですね。
この曲は、比較的単純な曲なのでまだ分かりやすいですが、曲を知らない人が初見で見た時に、分かりやすい譜面かどうかは演奏に随分影響を与えます。
楽譜が読みやすかったら、楽譜の構成を推測する分の脳みそを、音楽的に表現するために使うことが出来て、結果的に良い演奏が出来るわけです。
4小節単位じゃなくて、どこかに3小節や5小節の部分が有ったりしたら、演奏中に違和感を感じる事に成りますが、ぱっと見でここは1小節多いなって分かってれば安心して演奏できますね。
私は、改行位置が揃ってない譜面を見ても全然大丈夫ですって人の場合は、そうですかというしかないですけど・・・
とはいえ、改行位置がきっちり4小節とかに成っていない譜面は沢山あります。
見にくいのに何故なんでしょう?
ここからは私の勝手な推測ですが、そもそも楽譜は手で書くところから始まります。
手書きの場合、1小節の長さがどれくらいになるのかについては、書いてみないと分からない訳です。
細かい譜割のメロディーを書く場合は、長い小節のスペースが必要ですし、白玉一つだったりすると狭い小節でも良い訳です。
詰めて書いた方が、紙の節約になるってのも有るかもしれません。
しかし、私が推奨しているようにパソコンで譜面を書く場合は、あとから整形することが簡単にできます。
一旦入力してから、構成が分かりやすいように修正する事も可能なので、4小節単位に改行するのもたやすい事だと思います。
そんなに、苦労が無いなら改行位置が分かりやすい譜面を作ったほうが良いと思いませんか?
このようなポイントについても、ちゃっぴーラボでは「ジャズボーカル スタートアップレッスン」及び「何でも個人レッスン」でガイドしたりしています。
イマイチ、この辺自信が無いんだよねぇという方は、受講をお勧めします。
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