2026-02-09(月) ヴァースを歌いたいときに作るリードシートについて考える


さて、人によっては何のことか分かんない人も居るかもしれませんが、今回はヴァースを歌いたい場合に作るリードシート(伴奏者に渡す譜面)について考えてみたいと思います。

ヴァース(Verse)ってのは何なのかですが、標準的な英語の意味としてはこんな感じらしいですね。

Verse:Aメロ的な部分
Chorus:Bメロ(さび)的な部分

ジャズ屋的には何となく意外じゃないでしょうか?

では、ジャズの演奏を行う上で、ヴァースと言うのは、この解釈と少し違います。

ジャズにおけるヴァースは、曲の前に全然違うメロディーが追加された部分の事をさしてヴァースと言います。

有名なBut Not For Meを例にとって説明すると、この音源の開始から1:00くらいまでの部分が、But Not For MeのVerseです。
それに続いて1:00~1:42位の部分が、いわゆる本来のテーマの部分ですね。

さて、ヴァースの部分の譜面ってどんな感じの譜面が良いんでしょうか?

この部分については、好みや個人差の部分も有るとは思いますが、テーマの部分と違って、ヴァースの部分には、歌詞が書いてあるのが望ましいと思います。
また、細かいニュアンスまで表現する必要は有りませんが、自分の歌うメロディーにある程度沿ったメロディーラインが音符として書かれているほうが良いと思います。

この音源はそこまで顕著では有りませんが、通常バースの部分はルバートで演奏されることが多いですよね。
ルバートの場合、伴奏する側としては、揺れ動くテンポの中でボーカルがどの辺りを歌っているのか正確に把握する必要があります。

そのために、ボーカルの歌詞を聞きながらリードシートを確認して、今ここまで進んだから、それに合わせて演奏しようとか考えながら弾くわけですね。

テンポはルバートなので一定ではなく、早く成ったり遅く成ったりするので、進行状況の把握はメロディーラインと歌詞に成る訳です。

進行状況の認識が違う場合、歌っている場所と伴奏している場所がずれてしまって、気持ち悪く成ったり、続けて歌えない状態に成ったりする事故が発生するリスクが急上昇します。

これを、避けるために、ヴァースの部分には歌詞を添えることをお勧めします。

このようなポイントについても、ちゃっぴーラボでは「ジャズボーカル スタートアップレッスン」及び「何でも個人レッスン」でガイドしたりしています。

興味のある方や、実はその辺良く判らないという方は、受講をお勧めします。

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