
AIに聞いてみたら、こんな説明が出てきました。
ルバート (Rubato) はイタリア語の音楽用語で、「盗まれた」を意味し、演奏においてテンポ(速さ)を自由に伸縮させる表現を指します。
具体的には、ある音を伸ばしたり、その前後の音を速めたり遅めたりして、感情豊かに表現する奏法で、全体の時間のバランス(盗んだ時間はどこかで返す)を取りながら、自然にテンポを揺らすことが理想とされます。
要するに、テンポが一定では無い演奏スタイルであるという事を言ってる訳ですね。
さて、ボーカルでルバートと言いますと、バースの部分でよく使われますが、テーマの部分でも使われることありますよね。最初の1コーラスはルバートで、2コーラス目からインテンポのスイングでとかですね。
んで、これが上手く行かないのよねぇ。
上手く行かないパターンとしては、こんなのが有りますよね。
1.単にゆっくりインテンポで演奏してるだけ。(バラードとほぼ同じ)
2.ボーカルが歌っているところと、伴奏が演奏しているところがずれてる
1について考えると、そもそもルバートじゃないですよね。
テンポが揺れて無いんだもん。
早く成ったり遅く成ったりするからルバートなんですよ。
2もよくあるパターンで、途中からバラバラになって、下手したら止まるという事故に繋がる奴ですね。
さて、テンポを揺らすんだから共演者間でずれてしまっても仕方ないじゃんと思われるかもしれませんが、そうなるとそもそも音楽では無くなっちゃいますよね。
では、複数メンバーでルバート演奏する場合の一番重要なポイントは何でしょう?
これは、わたしなりの解釈ですが、ルバートは共演者間で音のキャッチボールが出来ていないと成立しないと思うんです。
山田さんと田中さんが、キャッチボールしている時に二人一緒にボールを投げる事は出来ません。
山田さんが投げたら、田中さんが受け取って、再度山田さんに投げることで、キャッチボールが成立します。
だから、山田さんがボール持ってる間は田中さんは山田さんがボールを投げるのを待ってなきゃならないんです。
キャッチボールの場合は、ボールを持ってる人しかアクション出来ないので、このやり取りは成立しますが、演奏の場合はボールに相当するものは目に見えません。
音楽の場合のボールを仮に「主導権」と考えます。
「主導権」を持っている人が歌ったり演奏したりしてから、相手に「主導権」を渡して相手の演奏を聴くわけです。相手の演奏から「主導権」が帰ってきたら、こちら主導での演奏を再開させます。
だから、共演者が自分に主導権を渡したのかどうかを、正しく理解する必要が有るのです。
では、どうしたら理解できるかというと、ちゃんと聴く事ですね。
出ている音から、この人がどうしたいのかを読み取る必要がありますし、主導権を持っている側は、相手に対して自分がどうしたいのか伝わるように演奏する必要があります。
これで、意思疎通が出来て初めてルバートがちゃんと進行出来るという事になると思います。
主導権と言ってますが、もちろんこの部分はどちらがリードするわけでもなく一緒にという部分も有ると思いますが、余計にお互いの思いが理解できていないと難しい部分ですね。
上手く行かないケースの殆どは相手の演奏から主導権が渡ってくるのを待ちきれなくて、勝手に開始してしまうケースです。間を開けるのって勇気が居るので、待ちきれなくて入っちゃうんですよね。
上手く行かない原因は、テクニックの問題ではなく、コミュニケーションの問題であることが大きいです。
この辺りの感覚をつかむには「人数限定練習会」はお勧めです。
以前に実施した時の例では、サックスとピアノでルバートしてみたいという事で、ガイドしながら実際にやったら、良い感じにルバート出来ちゃったという会が有りました。
悩んでる人は、参加を検討してみてください。
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