
ジャズの演奏を行う場合ってクラシックと違ってお客さんは自分が好きなタイミングで「イェー!」とか声を掛けたり、拍手したりしますよね。
自分が結構インパクトのあるフレーズを繰り出した後にお客さんから声が掛かったりすると、それに触発されてもっと良いフレーズが出せるようになったりします。
やはり、お客さんの反応が有るのは演奏する側のやる気に繋がりますし良いもんだと思います。自分の演奏に対してお客さんが拍手してくれると嬉しいですよね。
でも、必ず拍手が貰えるかというとそうでもありません。
また、拍手を貰える人と、拍手を貰えない人に奇麗に分かれてしまう傾向が有ると思いませんか?
ジャズの場合、テーマの後でサックスがソロをして、次はピアノがソロをしてからベースがソロをするというような感じでソリストが交代していくケースが多いです。
よくある拍手のタイミングに、この「ソロの切り代わりのタイミング」が有ります。
サックスのソロからピアノのソロに移る時に、サックスの奏者に対して「良かったよ!」の意味を込めた拍手がお客さんから贈られるわけです。
自分のソロが終わった時にお客さんから拍手を貰うと気分が良いもんです。
また、お客さんの方も良いフレーズに反応してよりも、切り替わりの時に拍手する方がやりやすいし、変なところで声援を送って笑われるリスクも低いので、このタイミングは良くある拍手ポイントですね。
さて、問題はここからです。
楽器の演奏スキルレベルは同じくらいなのに、ソロの切り代わりの時に確実に拍手を貰える人と、貰えない人が居ます。
何故、拍手が来ないのか?
それは、下手だからです。
というと、身も蓋もない話ではありますが、楽器のテクニックが下手というより「拍手を貰うのが下手」だから、拍手が貰えないと言うのが実際のところだと思います。
拍手の貰い方に上手いも下手も無いだろうと思う人も居るかもしれませんが・・・
良かったら拍手しようと思ってくれているお客さんは、ソロの切り替わりに成ったら拍手しようかなと思ってくれている状況ですね。
だから、どこでソロが切り替わったのかが明確に分からないと拍手できない訳です。
あらっ?
いつの間にかソロの人代わってるみたいだなぁ。
いまから拍手したら変なタイミングになって笑われちゃうから、拍手するのはやめとこう。
となるケースが殆どだと思います。
勿論、そもそも面白く無いソロなので拍手する気も起きないってのも有りますが・・・
つまり、拍手を貰う為には自分のソロが終わって次の人に変わりますよというタイミングがお客さんに認識できるように、終わった感じを出さないとダメなんですね。
これは、最終的にはソロの中でストーリー性を作り上げるという部分に繋がっていく内容だと思います。
ストーリー性とは起承転結のようなものですが、この中の「結」の部分がちゃんと表現できていれば、あなたのソロが終わったタイミングで、お客さんからの温かい拍手を浴びることが出来るでしょう。
こういう感じのソロ交代が出来るように練習してみたいという人にとっても「人数限定練習会」が役に立つかもしれません。アンサンブルで、こんな事を練習してみたいという要望がある人は、参加を検討してみてください。
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