
他のパートも演奏してみたいについて考える
今回の話はメインのパート以外のパートの練習をすることについてです。
大げさに言えばマルチプレイヤーへの道ですが、他のパートを経験する事の意義みたいなものが伝えられればなと思って書いたものです。
私の場合、ジャズドラマーからのスタートで譜面にアレルギーが有ったことも有り、当初は他の楽器の演奏をしてみたいと思ったことは有りませんでした。
してみたいと思ったことが無いというより、出来るはずがないと思っていました。
しいて言えば、1982年にドラムを習い始めた時に、ジャズ理論のコースも受ける事に成って、ジャズ理論の勉強するなら、ピアノが弾ける(理解できる)方が良いよねという事で3か月程度ピアノのレッスン受けたくらいですね。
あくまでも理論の学習のためのピアノの練習で、ピアノの演奏スキルを上げるためのものではありませんでした。よって、これは私の中では演奏出来る楽器の中には入りません。
その後はドラムだけやってたのですが、ひょんな切っ掛けから2009年にジャズベースを弾き始めて、2015年にジャズボーカルを始めて、2017年にジャズハーモニカを始めて今に至ってる感じですね。
現在の状況としては、ハーモニカはオマケとして除外すると、ドラム、ベース、ボーカルの3種類を担当するマルチプレイヤー的な演奏活動をしています。
・他のパートを経験することの意味
ドラムだけを演奏していた時と、ベースやボーカルを経験した後では、音楽に関する理解度が全く変わると思います。
ドラムは特に音階も和音も関係ない世界なので、今から考えると何にも分からずに叩いてたんだなぁと思います。
しかし、ベースやボーカルをやる事で音楽全体的な理解度は大きく上がりダイナミクスの幅が大きく広がったり、自分の演奏が現在の演奏の流れにどいう影響するかを理解することが以前に比べると出来るように成ったんじゃないかと思います。
また、他のパートの演奏に対する理解が深まると、アンサンブルするときに、どうすれば効果的なのかが理解しやすくなります。
逆に、ベースやボーカルを担当する場合、ドラムのバックボーンが有る事によってタイム感が有る程度鍛えられていた結果、タイトなビートを出す事や、本来のタイムを正確に意識したうえで、前に乗ったり後ろに乗ったりをコントロールできるように成りやすいという効果は有ったと思います。
つまり、他のパートの演奏を習得する事は、そのパートの演奏技術だけではなく、他のパートの演奏技術の向上にも間接的に寄与します。
・他のパートの練習する時間は無いについて
ドラム、ベース、ボーカルとか、それぞれ練習する項目は大量に有って、そんなに簡単に習得可能な訳は有りません。
普通に考えると、そんなに練習する時間は無いじゃん。
だから、他のパートもやるなんて時間的に無理という結論が出てきそうです。
さて、あなたがピアニストだとして、人間的な生活を行うための時間以外の全ての時間をピアノの練習に費やす生活をしているでしょうか?
中には、そういう真面目な人も居るでしょうが、私を含む大多数の人にとってはそんな状況ではなく、練習したりさぼったりを繰り返しながら日々の生活を過ごしている事でしょう。
だから、ピアノの練習をさぼっている時に気が向いたらドラムの練習をしてみるとかなら、実行できるんじゃないでしょうか?
そんな時間が有ったらピアノの練習をしますという意見も当然あるでしょう。
感覚的な話ですが、練習したらしただけ上手くなるわけでは無く、技術向上は忘れたころに突然やって来るように思います。
背景的には、練習して仕込んだ内容が脳みその中で消化されて使える状況に成るのに一定の時間を必要とするんじゃないかと感じる瞬間が有ります。
最近練習して無い項目が急に出来るようになったとか・・・
よって、ピアノがメインで練習している人が、さぼってる間や別の楽器の練習をしている間も、ピアノの練習内容の消化は並行して進んでいて、有る時急にレベルアップするという事に成ると思います。
この現象は他の楽器にも起こるため、複数の楽器の練習を交互にやる事で、それぞれの楽器に対するレベルアップが順次発生する状況に成ります。
最終的に自信を持って人前で披露できる状態に成るかどうかは分かりませんが、自分の他のパートの演奏技術の向上には確実に寄与すると思います。
他の楽器の演奏者に向けたドラムのレッスンや、ボーカルのお作法の習得など、ちゃっぴーラボが役に立つ側面も有るかもしれません。
気が向いたら、気軽に相談してみてくださいね。
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