
ドラムでセッションに参加してる時に出番が回ってきたと思ったら歌伴だったについて考える。
ドラムでセッションに参加してる時に、長い事順番待ちしてやっと自分の番だと思ってドラムの前に座って、ここは一発派手にやって良いとこ見せようと意気込んで出て行ったら、なんかマイクの前にボーカルの人が出てきて、バラードをコール。
見せ場なんか何も作れずに、ひたすら静かにブラシをスリスリしたと思ったら、次の番が来るまで長い順番待ちに入って意気消沈。
さて、もう一回順番が来るかどうか心配しながら待っていたら、ホストの人が呼んでくれたのでドラムの椅子に座って、イメージの中では長州力がリキ・ラリアットを打つ前のようにグルグル腕を振り回して、景気の良いやつでバーンとドラムを叩こうと思っていたら、別の人がマイクの前に立って、またバラードをコール。
で、このボーカルが下手で、ブラシをスリスリしながら心の中では怒りの炎が燃え上がり、ボーカルを睨みつけながら「こいつのお陰で今日は最悪だ」と思いながら演奏して、その日のチャンスは全部終了。
もう、自分には良いところを見せるチャンスは無いと思ってドラムから客席に戻ったら、次の曲が景気の良い曲で、ドラムがドッカンドッカンやってる。
その様子を見ながら、何だよ!この曲だったら俺だっていいとこいっぱい見せられたのに、あのボーカルと当たったせいで、何もできずに終了だ。
憎きは、あの二人のボーカルである。
と言うようなドラマがセッションでは展開する事がある訳です。
ボーカルとしては、バラード歌いたい人が比較的多いの。
でも、初心者ドラムだとバラードやりたい人は少ないんです。
バラードを演奏するときに、ドラムはブラシを使うケースが多いです。
しかし、ブラシは奏法的にスティックと全く違うので、ブラシ用の練習をしないとまともに演奏することが出来ません。
初心者だと、ブラシの練習まで手が回って無いので、実際問題としてブラシ渡されたら手も足も出ない状態に成ったりするんですね。
この結果、何もできなくて終わることが多い訳です。
でもね。
しっかりブラシに対する対応力を付けていれば、バラードこそドラムの見せ場に成る訳です。
要所要所でダイナミクスを付けて、奇麗な音でいろどりを付ける事で、「このドラム、粋でカッコいいなぁ」と評価されるチャンスが本当なら2回あったのにと言う事になる訳です。
ちなみに、ミディアムスイングでお気楽に叩くより、バラードの方が音量的には圧倒的に小さいけど、集中力をかなり必要とします。
また、ゆっくりのテンポを正確にキープする為に、かなりのパワーを消費します。
それだけ音楽に集中しないといけない訳ですね。
たまに、ドラムは要らない事せずに邪魔にならないように静かにやって居たら良いというような事を言う人が居ますが、私に言わせればナンセンス以外の何物でも無いと思います。
何もしない。何も思いを表現しない。
だったら、ドラムの前に座る意味が無いですよね。
だからと言って、目立つ事をしなければならないというつもりは無いですが、仮に出音に明確なものが現れなくとも、全ての思いを音楽に乗せて演奏して、自分のアクションが必要だと思われる瞬間を逃さずにしっかり役目をはたして全体のクオリティを上げる努力はするべきだと思います。
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