
毎年行われるジャズストリートが楽しみで首を長くして開催時期を待ってますについて考える。
1990年代くらいからでしょうか、全国でジャズストリートとかジャズフェスティバルのイベントが開催されるように成りました。
特徴的なのは、大きな会場で入場料無料で有名なミュージシャンが演奏して居たり、路上のオープンスペースで演奏していたり、沢山のお店で同時多発的にジャズのライブが行われたりして、一日中ジャズに包まれるようなイベントですね。
基本的に無料またはチップ制と、格安でジャズのライブが楽しめたりするので、これを楽しみに沢山のお客さんが集まってくる形式のイベントですね。
イベントごとに規模感は違いますが、関西では「高槻ジャズストリート」に代表されるイベントが、毎年沢山開催されています。
高槻ジャズストリートとかはとても大規模で、大きなホールを無料開放してメジャーなミュージシャンのライブ演奏を楽しむことが出来るので、大変お得なイベントですよね。
また、通りには沢山の人が行き交い、屋台とかも出てお祭り気分満点の楽しいイベントです。
しかし、イベントが有名になっていくと共にお客さんの数も増える結果、良いミュージシャンが出ている会場には、何時間も並ばないと入れないとか、お店に入り切れなくて諦めるしかないという状況が発生したりします。
でも、頑張ればお目当てのミュージシャンのライブをお得に見ることが出来るので、沢山のお客さんが詰めかけて、長蛇の列を作る訳です。
さて、私があるイベントに出演した時に、お客さんにこんな感じで声を掛けられたことが有ります。
「去年のジャズフェスで見てから、ちゃっぴーさんの演奏を見るのを1年心待ちにしてました。今日はライブが見れてとても嬉しいです」
演奏する側からすると、嬉しい声掛けです。
あぁ、俺の演奏を見たいと思ってくれてる人が居るって幸せだなと思うわけです。
また、誰か知らない人が、こういう事を言ってくれると特に嬉しかったりします。
しかし・・・
私だけではなく、他のミュージシャンにしても1年に1回ジャズフェスに出演しているわけでは無くて、いろんなライブハウスで頻繁に演奏活動しているんです。
全国区でなくても、地域の有名どころのミュージシャンも同様です。
結構バリバリやってるミュージシャンでも、ジャズフェスの時には、人だかりが出来るのに、普段のライブの時には、空席の方が多かったりする状況なんですね。
1年待って無料ライブの長蛇の列に並んでしんどい思いするんだったら、少しお金はかかるかもしれないけど、ライブハウスに来てくださいよと、思うわけです。
ライブハウスに行ったとしても、何万円も掛かる訳じゃありません。
普通は数千円ってとこだと思います。
お気に入りのミュージシャンの出演を1年待つんじゃなくて、時折ライブハウスに足を運んで応援してあげて欲しいと思うのでした。
その昔、この手のイベントで長時間行列に並んで、大きなホールの最後尾で窮屈な思いをしながら立ち見をしている時に、ステージに出てきた日本を代表するジャズボーカルの大御所の人がこう言いました。
「みなさん、ようこそいらっしゃいました。こんなに沢山の方が来てくれて嬉しいです。無料って凄いわよねぇ~」
普段から、時折ライブハウスを覗いて頂きたい。
客が居なけりゃ店もお気に入りのミュージシャンも廃業一直線です。
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