
結局のところシングルストロークとダブルストロークの精度が重要だについて考える。
ドラムのテクニックと言うよりスティックワークに限定した部分の話になりますが、基礎の基礎のテクニックとして、シングルストロークとダブルストロークが存在します。
・シングルストローク
左右交互にスティックを動かす奏法
・ダブルストローク
一回の動作で、二つの音を出す奏法
さっと考えると、シングルストロークは簡単でダブルストロークはちょっと難しいって思われるかもしれませんが、実際のところは両方とも正確に演奏するには結構難しい技術だと思います。
シングルストロークを例にとって考えてみると、単純に右と左を交互にヒットするだけなんですが、左右の音量・音色・タイミングが均一で正確に叩けているかと考えながら自分の演奏をチェックしてみたら、案外いい加減だったという事は良くあることです。
ダブルストロークについても同じことが言えます。
右手でヒットした後にリバウンドをコントロールして、もう一打という感覚で一つのモーションで二打演奏するスタイルですが、1打目と2打目の音量・音色・タイミングが均一かどうか。右手と左手の音量・音色・タイミングが均一かどうかが重要です。
どちらの奏法についても、初心者だけではなく、そこそこ演奏できる中級者でも、ばらけた雑な演奏に成っているケースをよく見かけます。
音量・音色・タイミングが均一でない演奏でも、何となく成立しているように思う部分も有ると思いますし、少しぐらいばらけてても音楽的には問題無いという場合も有るでしょう。
しかし、正確でないという事は、全体的なリズムの流れがスムースではなく不自然に成ります。
この不自然なタイミングで出された音が、魚の小骨のように引っ掛かって音楽の流れを阻害します。
さて、ドラムのスティックワークに関しては、シングルストローク、ダブルストロークだけでなく、パラディドルに始まって沢山のバリエーションが存在するのですが、それらの構成要素に成っているのが、シングルストロークとダブルストロークです。
つまり、シングルストロークとダブルストロークの精度が上がらない事には全ての奏法の精度が低いままだという事ですね。
実際の演奏では均一じゃないスタイルを採用するからと言う意見も有ると思いますが、コントロールされた奏法の上にニュアンスを付けて行くのが正しい道筋だと思います。
さて、全ての基本に成るのがシングルストロークとダブルストロークなので、これを技術的に完成させてからパラディドルとかに進めばよいかと言うと、そんなことは有りません。
色んな奏法を練習すればよいのですが、シングルストロークやダブルストロークが完成していない場合、パラディドルとかも完成しません。
しかし、シングルストロークやダブルストロークの精度が上がってくると、自動的にパラディドルとかの精度も上がります。
そう思いながら、シングルストロークやダブルストロークについても継続的に練習していく必要が有ると思います。
いつか、全部が一気にクオリティアップするタイミングが来ます。
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